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戦略を成功させる鍵は、戦略を実行した後にあります。戦略がうまくいっているかどうかをチェックし、必要があれば修正や改善をして、再び実行する。このようなサイクルを回すことが大切です。これが、いわゆる「PDCAサイクル」plan-do-check-action を回すということです。

PDCA-BSC
BSC PDCA

戦略がうまくいっているかどうかを分析する方法には、「予算統制」と「経営指標分析」があります。

「予算統制」は、最初に立てた予算と実績とを比べて、目標通りの数字を達成できているかを調べ、達成の有無を問わず、その原因を分析することです。
「経営指標分析」は、財務諸表を元に経営指標の数字をはじき出し、自社の過去の数値や同業他社の数値と比べて、良好な経営状態かどうかを分析する方法です。よく使われる経営指標には、「総資本経常利益率」や、「ROA(総資産利益率)」などがあります。経営指標分析は以下の記事にまとめました!

【決定版】エクセルで簡単にできる経営分析指標一覧18(英語表記付)management index https://www.carlbusinessschool.com/blog/management-index/

戦略実行や業績評価を行うツールとして「バランススコアカード」BSC balanced score card が有名です。これは、キャプランとノートンにより提唱されたもので、財務、顧客、社内業務プロセス、学習と成長の4つの視点で業績管理指標をバランスよく組み合わせることが重要だとするものです。彼らは、財務的な視点からの予算管理の経営は、企業活動の結果だけに着目した経営であり、あたかもバックミラーを見て運転をするようなものと表現しています。確かに財務データは過去のものですからね!

具体的には、4つのカテゴリー毎に重要な指標KPI(key Performance indicator)を設定して分解することでさらに具体的な行動への数値目標に落とし込み、戦略の達成状況を測ります。これにより社員参加型の企業経営、計画や予算を戦略と紐づけることができ、財務以外の指標を入れることで挑戦的な組織や社風を醸成することができます

さらに最近注目を集めているのがOODAループです。

OODAループは、観察(Observe)- 情勢への適応(Orient)- 意思決定(Decide)- 行動(Act)- ループ( Loop)によって、健全な意思決定を実現するというもの。

元々はアメリカ空軍のジョン・ボイド大佐が提唱した理論で航空戦に臨むパイロットの意思決定を対象としていました。その後コリン・グレイらにより、あらゆる分野に適用できる一般理論 (Grand theory) となりました

つまりOODAループは元々軍事行動における指揮官の意思決定を対象としていましたがひろく競争・紛争等に生き残り勝ち抜くための意思決定理論になっているのです。

OODAループ理論は、世界中の軍隊で採用され、その戦略を大きく転換させたといわれています。さらにシリコンバレーをはじめとするビジネスでも採用され、アメリカのビジネススクールでも教えられています。 (Wikipedia参照)

やはり経営戦略では戦争理論が応用されている例が多いですね。

以下の書籍も参考にしてみてください!

ビジネス集中講義 経営戦略(朝日新聞出版)

シリーズ10万部突破!
4万7千部突破! 「経営学 見るだけノート」(宝島社)

「経営戦略 見るだけノート」(宝島社)

「すごろく経営学」(SBビジュアル)

さらにマーケティングを学びたい方は 以下の本をお読みください!3万2千部突破!

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