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バリュー・アット・リスク Value at Risk(VaR)

バリュー・アット・リスクとは、市場リスクの管理手法の一つで、現在保有している資産が、ある一定の確率の範囲内(信頼区間)で、マーケットの変動によって、最大でどのくらいの損失額が出るのかを統計的手法を使って算出する指標です。

ある一定期間(保有期間)の間の損益について、「通常発生し得る損益の範囲(信頼区間)」を考え、その中で最悪の損失をリスク量とします。信頼区間は、「良い方から○○%」の範囲という考え方です。

例えば、今あなたの持っている資産のポートフォリオ(運用資産の組み合わせ)が1日間に発生する損益が以下の5 個の値のどれかで、このどれかになる確率はすべて同じで 1/5だとしましょう。

その数値が-4、-2、0、+2、+4、としましょう。
このとき「保有期間1日、信頼区間 80%」の VaR は「-4」になります。

経営陣は、バリュー・アット・リスクで、保有資産の値下りが最悪どの程度になるのかを認識することで、資産ポートフォリオを見直す、自己資本の増強を行うなど最悪の事態を回避できるための施策を行うことができます。

しかしながらVaRは過去のボラティリティのデータに基づくため、リーマンショックのような異常時におけるリスクは考慮されていないため、別途対応が必要です。

バリュー・アット・リスクは、1993年に発表された第2次BIS規制案において金融機関における市場リスク管理手法として採用が推奨されたことで日本の金融機関でも普及し、現在では大手企業でも採用されています。

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