日産自動車が深刻な経営危機でホンダと経営統合へ トランプ政権誕生による影響

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2024年12月18日速報としてホンダと日産が経営統合へ 持ち株会社設立、三菱自動車の合流も視野とのニュースが入ってきましたね!3社が統合すれば販売台数は800万台超。技術力など経営資源を結集し世界3位グループへの浮上を目指しますとのことですが、、三菱も参加の可能性あるとのこと。しかし日産の無能な経営陣を総辞職させないと駄目な会社を抱え込むリスクもあります!

日産自動車が営業利益90%減!トヨタ・ホンダにボロ負け!日産が深刻な経営危機に直面しています。2024年9月中間決算で営業利益が前年同期比90%減の329億円と大幅減益となり、業界大手のトヨタやホンダと比較して著しく業績が悪化しています。この記事では、日産の苦境の要因と再建に向けた課題を詳しく分析します。さらにトランプ大統領誕生後の影響についても予想してみます。経営陣の無能さが際立ちます。やはりゴーンさんがいなかったらとっくに潰れていたのかもしれませんね!社長の給与は半分でも3億円を超えています!!

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日産自動車の業績悪化の要因

中国市場での販売不振

日産の業績悪化の主な要因の一つは、中国市場での販売不振です。中国では現地のEV(電気自動車)メーカーとの競争が激化しており、日産はこの競争に苦戦しています。

北米市場での収益悪化

もう一つの大きな要因は、かつて「ドル箱」と呼ばれた北米市場での収益悪化です。北米では販売競争が激化し、主力モデルの「ローグ」などのインセンティブ(販売奨励金)が上昇しています。これにより、4〜9月期の営業利益で1945億円の減益要因となりました。

魅力的な商品ラインナップの不足

日産自動車 内田誠社長は「お客様のニーズにお応えする商品をタイムリーに提供できていない」と述べています。特に、北米市場で人気の高まっているハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の投入が遅れていることが大きな課題となっています。経営陣は責任をとって変わるべきでしょう!

トヨタ・ホンダとの比較

トヨタ自動車の状況

トヨタ自動車も前期と比べて勢いに陰りが出ていますが、営業利益は3.7%減の2兆4642億円と、日産と比較すると堅調な業績を維持しています。トヨタは中国市場での競争激化にも関わらず、「踏ん張っている状況」と分析しています。円安なので本来であればもっと儲かっても良いはずですね!

ホンダの状況

ホンダの営業利益は6.6%増の7426億円となっています。ただし、四輪事業の収益は14.3%減少しており、二輪事業の好調さに支えられている状況です。

日産自動車の再建に向けた取り組み

大規模リストラの実施

日産は経営立て直しのため、全世界で9000人の人員削減を発表しました。これは全従業員の約7%に相当します。日産リストラの対象には日本も含まれる可能性があり、「日本も含めて全世界の工場を対象に検討している」とされています。それでも社長が給与を50%返上だけで辞めないようです。そもそも年収6億円以上なので半分でも3億円以上です。おかしいですね!

生産能力の削減

グローバルでの生産能力を20%削減する計画も発表されています。これにより、固定費の削減と工場稼働率の向上を目指します。

新型車の投入

PHVやシリーズHV「eパワー」のモデルを投入する計画があり、前倒しを検討していますが、時間を要する見込みです。

日産リストラの課題と影響

リストラのタイミング

日産リストラがいつ実施されるかは明確にされていませんが、早急な対応が求められています。

過去のリストラとの比較

今回の9000人削減は、2019年に発表された1万2500人のリストラ以来の大規模なものとなります。日産リストラの過去の事例と比較しても、今回の規模の大きさが際立っています。

従業員への影響

日産リストラによる退職金の詳細は明らかにされていませんが、多くの従業員とその家族に大きな影響を与えることは間違いありません。

日産自動車の株価への影響

日産自動車の株価は、この業績悪化とリストラ計画の発表を受けて大きく変動する可能性があります。投資家は今後の経営戦略と業績回復の見通しに注目しています。

再建に向けた課題

  1. 魅力的な商品ラインナップの強化
  2. 北米市場での競争力回復
  3. 中国市場での戦略再構築
  4. コスト削減と効率化の推進
  5. 電動化戦略の加速

結論

日産自動車は深刻な経営危機に直面していますが、大規模なリストラと生産能力の削減により、収益構造の改善を図ろうとしています。しかし、真の再生には魅力的な商品ラインナップの強化と、主要市場での競争力回復が不可欠です。日産が今後どのように成長戦略を描き、実行していくかが、自動車業界全体から注目されています。

日産自動車の再建への道のりは決して平坦ではありませんが、過去にも幾度となく危機を乗り越えてきた実績があります。今回の苦境を乗り越え、再び日本を代表する自動車メーカーとしての地位を取り戻せるか、正念場を迎えています。経営陣の総入れ替えが必要でしょう!

トランプ政権の政策が日産自動車に与える影響

  • トランプ氏は保護主義的な貿易政策を掲げており、輸入品に対して10%から20%の関税を課す方針を示しています。これにより、日産の対米輸出車両のコスト上昇が懸念されます。
  • 特にメキシコからの輸入車に100%の関税を課す可能性があると述べており、日産のメキシコ工場からの対米輸出に大きな打撃となる可能性があります。

生産体制の見直し

  • 関税引き上げに対応するため、日産はさらに米国内での現地生産にシフトせざるを得なくなる可能性があります。これは短期的には大きなコスト増となる可能性があります。
  • 一方で、トランプ氏は米国内での雇用創出を重視しているため、現地生産を増やすことで政権との関係改善につながる可能性もあります。

EV政策の影響

  • トランプ氏はEV推進に消極的な姿勢を示しており、EV関連の補助金などが縮小される可能性があります。日産はEV戦略を重視しているため、この点ではマイナスの影響が懸念されます。

為替への影響

  • トランプ氏の政策によりドル高・円安が進む可能性があります。これは日産の対米輸出にとってはプラスに働く可能性がありますが、原材料調達コストの上昇というデメリットもあります。

中国市場への影響

  • 米中対立が激化する可能性があり、中国市場での日産の事業にも間接的な影響が及ぶ可能性があります。

日産自動車は現在、大規模なリストラ計画を発表するなど厳しい経営状況にあります。トランプ政権の政策は、短期的には日産にとって厳しい環境をもたらす可能性が高いと言えます。しかし、米国市場での現地生産強化や、政策変更に柔軟に対応できる体制づくりが重要になってくるでしょう。

長期的には、日産の競争力強化や効率的な生産体制の構築が不可欠です。特に北米市場でのハイブリッド車やPHEVの投入を加速させ、市場ニーズに合った製品ラインナップを整備することが重要になると考えられます。

  • 経営学用語

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