「構造同値」(structurally equivalence)のポジションから脱出せよ

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「構造同値」(structurally equivalence)のポジションから脱出せよ

「構造同値」とは、他の人とまったく同じポジション(位置)を占めている人のことで、そうした人は競合関係に巻き込まれやすいのです。

たとえば上司Aさんの直属にBさんとCさんという人がいてそのBさんとCさんは同じような人脈を持っている場合、BさんあるいはCさんのどちらかが退職したり異動してもAさんにとっては全く問題ないわけです。
この場合BさんとCさんはライバル関係になりうることが多いと言えます。
このようなBさんCさんのネットワークでのポジションを構造同値と言います。

ネットワーク理論ではヒトとヒトとの関係性が重要でありその人自身がどのようなUSPを持っているかなど個人の属性は無関係です

「構造同値」とは、ネットワーク内のある人(ノード)を他の人と入れ替えても、構造に変化がないことを指します。
会社でいえば、「構造同値」とは、いつでも他の人にとって代わられる存在といえます。

したがって戦略的にはできるだけ、こうしたポジションから脱出する必要があります。

シカゴ大学ビジネススクール教授のロナルド・S・バート自分が他者とどの程度、構造同値か、自分がかかわりをもつ他の人々がどれだけ密度が濃く結束しているかによって、人々がネットワーク内部でもつ空隙の量が決定するとしました。空隙(くうげき)とはすきまという意味です。

たとえば、あなたは会社に知り合いが一〇人いるとします。そして彼らの知り合いもその一〇人だけで、かつ一〇人全員がお互いを知っていたとします。その場合、あなたと残りの九人は「構造同値」の関係にあり、あなたが会社を辞めても九人の人脈ネットワークはまったく変わらない(あなたがいないだけ)ということになります。

こうした構造同値のポジションから脱出するためには、職場では、あなた以外の人の人間関係とあなたの人間関係とが重ならないようにすることです。

そのためには社外の人との交流や以前所属していた組織やそこにいた人たち、あるいは学生時代の知人とも関係など、過去に出会ったあらゆる人たちとのつながりを大切にすることが、ネットワーク理論上は重要だといえるでしょう。

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