会計とファイナンスの違い Accounting&Finance

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会計とファイナンスの違い Accounting & Finance

会計は企業の事業活動を帳簿に記録していくことで企業の売上や経費、その差である利益などを決算書などで明らかにするものです。
具体的には、損益計算書や貸借対照表、キャッシュフロー計算書です。

つまり会計は過去の業績を扱います。

また近年国際的に統一の会計基準の適用が進みつつありますが各国ごとに会計基準や税法も異なります。

たとえば経常利益という概念は日本特有のもので、国際会計基準上は比較できないのであまり使わないなくなりつつあります。
国際的に企業の比較ができないからです。さらに実は経営の判断によって合法的に利益の数字は変えることができます。

一方ファイナンスは財務とも呼ばれ、キャッシュ(現金)の動きに着眼するもので、企業の資金調達と調達した資金をいかに運用するか、そして最終的に企業の価値を高めることを目的とするものです。

すなわちファイナンスは未来を扱うものです。

企業にとって利益は大切ですが、「キャッシュ(現金)があること」はもっと重要です。

「黒字倒産」という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは企業が倒産するのは赤字だからではなく、キャッシュがなくて支払いを約束の期限内にできなかったときに起こるのです。

毎年赤字でもキャッシュが潤沢になる会社は倒産しないのです。

また「キャッシュは嘘をつかない」といわれるようにキャッシュの数値は企業の判断で操作ができません。
さらに世界共通で比較できる指標にもなります。

このように、会計とファイナンスには「利益かキャッシュ(現金)か」、そして「過去か未来か」という違いがあります。

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