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ホリスティック・マーケティングとは、フィリップ・コトラーが、2002年に、著書『コトラー 新・マーケティング原論』で提唱したマーケティングの概念です。

顧客の要望をすべての起点にして、社内外の経営資源をうまく組み合わせて、全社的な視点でマーケティングを行うことで、次の4つのマーケティング要素をうまく組み合わせていくことが必要だとコトラーは述べています。


1 リレーションシップ・マーケティング
 社内外のステークホルダー(利害関係者)との関係を強めるマーケティングのことです。顧客との信頼関係を強くする「カスタマー・リレーションシップ・マネジメント(CRM)」と、社員やサプライヤー、代理店、株主などとの良好な関係を構築する「パートナー・リレーションシップ・マネジメント」の二つがあります。


2 統合型マーケティング
 製品・価格・流通・プロモーションのマーケティングミックス(MM)に加えて、販売促進やダイレクトマーケティング、対面販売なども加えた統合型コミュニケーション・ミックスをします。

3 インターナル・マーケティング
 社内の人たちに向けたマーケティング。自社の役割を認識できるビジョンの提供や、経営幹部へのマーケティング教育などが挙げられます。


4 社会的責任マーケティング
 「いかに企業の社会的責任を果たすか」という観点からおこなうマーケティング活動のことです。


 これら4つを組み合わせることで、顧客シェアや顧客ロイヤルティ、顧客生涯価値を高め、利益と成長をともに追求することが目的です。

ホリスティック・マーケティング Holistic Marketing
ホリスティック・マーケティング Holistic Marketing


ホリスティック・マーケティングとは顧客の視点から社内外の経営資源をうまく組み合わせる考え方なのです。

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